料理は味付けが命。調味料の使い方はまさに、料理をする人の腕がもっとも問われる部分ではないか。
それぞれの特徴や成り立ちを知らずして、料理名人への道は拓かれない! ということで、調味料に関する雑学をざっと集めてみたぞ!
…となんとなく意気込んでみたが、軽い気持ちでいこう。普段の料理に活かせるものがあるかなーと、眺めてもらえれば幸いだ。
調味料の雑学まとめ24選!トリビア&豆知識を一覧にしました
知られざる調味料の雑学をご堪能あれ!
コショウの種類に関する雑学
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白コショウと黒コショウの違いとは?使い分けと健康効果をご紹介!
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白コショウと黒コショウ、あなたはどう使い分けている?
それぞれの特徴には、実を収穫する時期、皮を残すか残さないかなどの製法によって大きく違いが出る。コショウに秘められた健康効果も紹介するぞ!
XO醤の由来に関する雑学
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最高級調味料!"XO醤"の"XO"の由来とは?
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XO醤は中国の最高級ホテル・レストランの料理長が編み出した調味料。なんといっても、ほかの調味料が足元にも及ばない贅沢品ばかりが原料になっている。
"XO"は、そんな最高級調味料の名のもとに付けられた、特別な名前なのである!
天ぷらの衣にマヨネーズを使うと美味い?に関する雑学
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サクサク!衣にマヨネーズを使うと天ぷらがうまい!【動画あり】
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マヨネーズはもっぱら完成品にぶっかけるものだろう…と思っていたが、ヤツは調理の過程でもかなり活躍するらしい。
天ぷらがカラっと揚がる秘密は、マヨネーズに含まれる油分にあるというぞ!
バルサミコ酢に関する雑学
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バルサミコ酢の"バルサミコ"の意味と由来とは?これでイタリア通!
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イタリアのお酢は日本のお酢とは雰囲気が全然違う。バルサミコ酢はブドウ果汁を熟成させた、まるでワインのような香り高さである。その製造工程の凄まじさに唖然とさせられる…。
とりあえず、バニラアイスに合うお酢ってどんだけオシャレだよ!
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ウスターソースの由来に関する雑学
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ウスターソースの"ウスター"の意味とは?おいしいレシピもご紹介【動画】
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まず薄いソースだからウスターソースって名付けたとしたら、ちょっと安易すぎるよね…。
その実態は"食材の保存に調味料を使っていたら偶然できた"…というものらしく、野菜などの成分がたっぷり染み出している。これはいろんな料理に使えそうだぞ!
みりんは江戸時代の人気高級酒?に関する雑学
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みりんは江戸時代、お酒として飲まれていた。種類と違いは?
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現代でも甘いお酒は女性に人気だが、江戸時代にはまさかみりんがその役割を担っていたとは。当時でいえば、甘さを演出するものは米のでんぷん質ぐらいしかなかったのかも?
ちなみに本みりんを飲めば当時の気分を味わえそうだが…そのまま飲んでおいしそうには到底思えない…。
固まった砂糖を戻す方法に関する雑学
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固まった砂糖をサラサラに戻す方法とは?塩にも使えます【動画】
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これは意外! 砂糖に水分なんて大敵だと思っていたが、まさかの水分がサラサラに戻すための鍵になっているとは…。
簡単ですぐできるし、使うときにいちいち砕いていたあのストレスから解放されるぞ!
かつお節に関する雑学
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わざとだよ…?かつお節は実はカビていた!本節食べたい…
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カビ…と聞くとつい拒絶反応が出てしまいそうだが、かつお節はむしろカビさせたほうがおいしい。
そう、カビといっても身体にいいものを吹きかけているから、ガチで腐っているわけじゃないのだ。半年熟成させた本節は絶品に違いない…。
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七味唐辛子の誕生秘話に関する雑学
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江戸時代に爆誕!七味唐辛子はもともと風邪薬だった
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なんとまあ、七味唐辛子は漢方医学の観点から作られた食べられる薬だった! 全部自然由来の成分だから、市販の風邪薬などより身体にいいんじゃないか?
唐辛子好きの人はオリジナル七味もぜひ!
日本に3人しかいない"しょうゆソムリエ"に関する雑学
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日本に3人だけ!しょうゆのソムリエがいる。資格はいらない。
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日本が世界に誇る調味料といえば、それは間違いなく醤油だ。そして我が国には、この醤油のスペシャリスト・しょうゆソムリエが3人いる。
別に資格がいるわけではないが、この3人と肩を並べるのは並大抵ではない! とりあえずしょうゆのテイスティングバーには行ってみたい。
わさびに砂糖を加えると辛さが増す?に関する雑学
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わさびに砂糖を足すと…辛いッ!その理由とは?【動画】
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わさびに砂糖を加えるだなんて考えたこともなかったが…どうやら砂糖は、わさびの辛味を邪魔している成分を和らげる効果があるらしい。
おいしくなるおろし方もレクチャー! もっぱらチューブという人も、たまにすりおろして食べてみると新鮮かも。
味噌の語源に関する雑学
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味噌の由来は"未醤"。みそソムリエについてもご紹介〜!
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あの味噌がまさかの半人前扱い…? 古代中国では調味料になる前段階のものと捉えられていた! でも裏を返せばそれって、これからなんにでもなれるってことじゃね?
だって今や日本人には欠かせない食材だし、味噌ソムリエの資格があるぐらい愛されてるんだから!
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赤味噌と白味噌の違いに関する雑学
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赤味噌と白味噌の違いは?味/塩分量/カロリー/食べるタイミング/生産地についてまるごと解説!
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赤味噌と白味噌は、大豆の処理の仕方や使う麹を変えることで、発酵の度合いを変えたもの。同じ味噌でもよく発酵しているか否かで、健康効果も全然変わってくる!
赤味噌、白味噌ともに摂取すると良いタイミングがあるので、効果を意識して使い分けるのも良さそうである。
京都の七味唐辛子に関する雑学
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材料が違う!京都の七味唐辛子が黒っぽい理由
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京都の七味唐辛子が黒い理由は、うどん文化に合わせてより香り高くなるアレンジがされているからだった! 京都の華やかさにぴったりな理由じゃないか。
また長野の七味には身体がポカポカになる工夫がされていたりと、七味の味わいには県民性が出ていておもしろい。
ポン酢の由来に関する雑学
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カクテルと酢の融合!"ポン酢"はどのように誕生した?【ポンス】
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ポン酢の語源が柑橘由来のカクテルから来ているとは、意外にハイカラである。ちなみに由来となった"ポンス"はフルーツポンチに使われる"パンチ"というお酒のオランダ語版だよ。
柑橘果汁と酢を混ぜたものだから、自作も簡単にできてしまう! 料理好きはぜひトライだ!
伯方の塩の製法に関する雑学
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国産じゃないだと…?"伯方の塩"の原料は外国産なんです
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伯方の塩が外国産などといわれると、まさかの産地詐称!? と戸惑うが、実は伯方の塩が外国の塩を使っているのは、旧来の味を守るためである。
製法の近代化に抵抗した伯方の塩。使うのは外国の塩でも、日本人ならではのこだわりが詰まっているぞ!
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"和ハーブ"に関する雑学
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日本にもある!国産の"和ハーブ"とは?
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西洋では医療として認められているほど、薬効の高いハーブ。ハーブティーやアロマディフューザーなどでたしなんでいる人も多いのでは?
そう、ハーブといえば西洋のものが注目されがち。しかし日本人なら、同じぐらい薬効の高い和ハーブがめちゃくちゃ身近にあるのだ!
柚子胡椒の由来に関する雑学
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柚子胡椒の材料に"胡椒"は使われてない!自作レシピもご紹介【動画】
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柚子胡椒は、実は胡椒とはまったく別の調味料である。
胡椒が一切入っていないのは、当時の胡椒が高級品だったから。胡椒を手に入れられない人たちが、柚子胡椒で代用したのだ! …果たしてその原料とは…。
薄口醤油の塩分濃度に関する雑学
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薄口醤油と濃口醤油の違いとは?塩分が高いのは実は…!【動画】
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薄口醤油は主に料理用の醤油で、刺身などに使ったり、冷奴にそのまんまかけたりするのには向かない。だって…塩分がとっても濃いから!
え…薄口なんだよね? と思うところだが、実は薄口にするために塩がいっぱい必要なのだ!
お酢を飲むと身体が柔らかくなる?に関する雑学
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"酢を飲むと体が柔らかくなる"はウソ!でも体にいいのはホント。
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お酢を飲むと身体が柔らかくなる…というのは、お酢を使ったフランス料理の手法からイメージされた、完全な勘違いである。
まあ、身体は柔らかくならなくても、健康上のメリットはめちゃくちゃ高いぞ。
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豆板醤(トウバンジャン)/コチュジャン/甜麺醤(テンメンジャン)の違いに関する雑学
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豆板醤(トウバンジャン)/コチュジャン/甜麺醤(テンメンジャン)の違いは?
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豆板醤・コチュジャン・甜麺醤…中華料理には似たような名前の調味料が目白押しだ。これらは全部味噌ベースの調味料で、味噌にどんな食材を合わせるかによって味わいを変えている。
意外にもピリ辛なのは豆板醤だけで、そのほかの味わいはまた全然違うぞ。味噌を使って自作もできるので、作り方もチェックしてみよう!
チリソースとスイートチリソースの違いに関する雑学
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全然違う…。チリソースとスイートチリソースの違いとは?
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スイートチリソースはその名の通り、調味料で味が調えてあるのでほどよい甘辛さがある。一方チリソースは素材そのままを活かした味わいなので、とっても辛い! これらは似ているようで全然違う調味料なのだ。
…それぞれどんな料理に使われているんだろう?
新感覚の調味料"花椒(ホワジャオ)"に関する雑学
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痺れる辛さが人気!花椒(はなしょう・ホワジャオ)とは?
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「舌が痺れるような辛さ」といわれ、ほかの調味料ではその味が再現できないという、中国の調味料・花椒。
中華ぐらいにしか使えないんじゃ…? と思うところだが、これが意外となんにでも合うらしい。いつもの調味料にあきたら使ってみよう!
大根とわさびはおろして初めて辛くなる?に関する雑学
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わさびと大根おろしが辛い理由とは?ツーンってきた時の対処法もご紹介!
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たしかに…大根おろし以外の大根を辛いと思ったことはない。そう、おろすという行為が大根やワサビの組織に化学反応を起こさせているというのだ。
ちなみに辛さの元となる成分を抑える方法もある。いや…大根おろしやワサビは辛いからこそいいのだが…苦手な人はお試しあれ。