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エベレストより危険!世界で二番目に高い山「K2」が恐ろしい|自然雑学

世界で二番目に高いK2に関する雑学

世界で1番高い山といったらもちろんエベレストだ。エベレストの標高は8,848メートルもあり、この山への登山はまさに命がけといえる。

しかし、エベレストへの登山で命を落とす登山家がいる一方で、登頂に成功している者も多くいる。2018年にはこれまで最多となる年間807人が登頂に成功したほどだ!

では、あなたは世界で2番目に高い山をご存知だろうか? 世界で2番目に高い山は「K2」という山だ。高さではエベレストに一歩及ばないものの、登山しようと思ったら、実はエベレストより危険な山なのである!

今回の雑学では、世界で2番目に高い山「K2」が、エベレストより危険な理由とその実態を解剖していく。

【自然雑学】世界一位のエベレストに登るより、世界二位のK2に登るほうが危険

じいさん
世界で2番目に高い山「K2」への登山は、なんと死亡率26.8%と言われているんじゃ!

ばあさん
26.8%…!?それじゃあ、登山家の4人に1人は死亡しているということになりますね…。

じいさん
エベレスト登山の死亡率は1%ほどじゃから…K2のほうがはるかに危険な恐ろしい山なのじゃ…!

【雑学解説】K2の登頂成功者はとても少ない

世界で1番高い山はエベレストだ。そんなこと小学生でも知っている。では世界で2番目に高い山は知っているだろうか? あまり知られていないが、世界で2番目に高い山は「K2」という山である。

K2は、標高8,611メートルの山で、中国とパキスタンの国境にある。標高8,848メートルのエベレストと比べると約200メートルほど低いが、十分高い山だ。

実はこのK2、世界でもかなり危険な山ということで知られているのである。

K2は現在、登頂者成功者が300人ほどしかおらず、しかも冬季における登頂者は未だに0人だ! K2の登頂の困難さを物語っている。

じいさん
ちなみにエベレストの年間登頂人数は、近年だとだいたい800人前後らしいぞ!

では、K2の危険性を具体的に説明していこう。

K2の山頂では猛烈な風が吹き荒れる

世界1位の高さを誇るエベレストだが、1953年に初登頂者が現れるまで約30年以上、だれも登頂に成功できなかったほど登ることが困難な山だった。

しかし、これ以降多くの登山家がエベレスト登頂に挑戦し、現在は5,000回以上も登頂に成功しているのだ。しかも近年の登頂成功率は50%以上にもなっていて、登山における死亡率は約1%ほどである。

死亡率が1%でもある時点でエベレストは十分に危険な山である。しかしK2登頂における死亡率は26.8%とエベレストの比ではないのだ!

K2はその危険性から「非情の山」とも呼ばれているが、なぜこんなにも危険な山なのだろうか? これにはK2の気候が関係している。

K2は気象変化が非常に激しいと言われており、特に山頂部分では猛烈な風が吹き荒れることがある。なんと風速15メートル以上の風が吹くことも珍しくないようだ。

この風の強さをわかりやすく言うと、日本に直撃する台風と同じくらいだ。この風速の風を受けたら、平地でさえ人は歩くのも困難なほどである。K2の急斜面でこんな風を受けたらひとたまりもないだろう…。

しかもK2の高所の気温は-50度にもなるという…。

ばあさん
もしも-50度のなかで台風に襲われたら…ひとたまりもありませんね…。

ここまで聞けば、K2がいかに危険な山かは分かっていただけただろう。K2は登山者たちを死に追い込む、まさに人喰い山なのだ…。

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【追加トリビア①】K2の名前の由来

世界で2番目に高い山であるK2だが、K2という名前には違和感を感じる。エベレストや富士山には立派な名前がついているのに、K2はなにやら記号のような名前だ。

実はこれには理由がある。K2は今でこそ世界で2番目に高い山として知られているが、19世紀末まで、K2を含むカラコルム山脈自体その存在は知られていなかった。

19世紀末にカラコルム山脈をインドの測量局が観測する際、簡易的に山の名前をK1・K2・K3…(Karakorum No.1・No2・No3…)、と一つ一つに記号を割り当てた。

つまりK2とは、カラコルム山脈の測量番号2の山という意味なのだ。

現在、K2以外のカラコルム山脈の山々には名前がついているが、K2だけはこの時の名残でそのまま呼ばれ続けているのだ。

【追加トリビア②】最年少記録!東海大学登山隊がK2登頂に成功している

K2がいかに危険な山かというのは前述したとおりだ。そんな危険な山に、若くして登頂に成功した大学生がいる。それは日本の東海大学登山隊だ!

東海大学登山隊は、2006年8月にK2への登頂に成功した。しかもこの登頂に成功したメンバーの一人である青木達哉さんは、当時21歳という若さだった。これは世界最年少の登頂記録だ。

たくさんの熟練登山家たちが命を落としたK2に、21歳の青年が挑戦した…。よほど勇気がいる決心だっただろう…。登山家たちにとっては困難な挑戦ほど魅力的に見えるようだ。

じいさん
なんじゃて!若い者に負けてはおれん!よし、わしも…!
ばあさん
じいさん、無理はいけません…!主治医に叱られますよ…!

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【追加トリビア③】世界で最も危険な山は日本にある

実は日本に、世界一の死者を出している山としてギネスに認定されている山がある。

その山は群馬県と新潟県の県境にある山、「谷川岳(たにがわだけ)」だ! 谷川岳は標高1,977メートルとあまり高くはない山だが、これまで805名の死者を出している。

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これは谷川岳が、普段は登山の素人でも登れてしまう山であるという点が影響しているようだ。

谷川岳はエベレストやK2と違い、比較的低い山なので、登山経験の浅い素人が挑戦する。しかし谷川岳は気象変化が激しい山であり、気象が荒れると山登りの素人では対処できない。彼らは山登りの本格的な装備をしていないことが多く、それが命を落とす原因になってしまう…。

登山をする際には、どんなに簡単な登山に見えても万全の準備をしていきたいものだ。谷川岳の死者の多さは、山を舐めてはいけないという教訓である…。

Youtubeに世界の危険な山をまとめて紹介した動画があるので、興味がある方はぜひチェックしてみてほしい。あなたが思っている以上に、登山が命がけであることが分かるはずだ。

ばあさん
ほら!じいさん、これを見て落ち着いてください…!

じいさん
……。わしは、山をナメとったようじゃ…。

トリビアまとめ

今回の雑学では世界で2番目に高い山「K2」について、登山における危険性を解説したK2登頂に挑戦する登山家は、なんと4人に1人が命を落としているというのだ…。

さらに日本の谷川岳では、そこまで高い山ではないにもかかわらず、これまで805人もの人が亡くなっている。登山における危険度は、必ずしも山の高さで決まるというわけではないのである…。

ばあさん
しっかりとした知識を持ったうえで、山登りを楽しみましょう。じいさんも、いいですか。
じいさん
はい…。

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