誰が言った?名言「勝つことではなく参加することに意義がある」の意味とは?
ピエール・ド・クーベルタンはギリシャで行われていた古代オリンピックに感銘を受け、現代にオリンピックを創設した。そしてクーベルタン男爵が魅せられたのは、各国が競技で競い合うことが戦争の抑止力になったという点である。 そして今も彼の名言として残り続ける言葉に「勝つことではなく、参加することに意義がある」という言葉がある。 クーベルタン男爵がオリンピックに求めたことは、国同士の歩み寄りだ。参加することはすなわち歩み寄ることであり、その言葉の通り、オリンピックの意義は参加することにあるといえる。世界平和への願いが ...
第1回オリンピックマラソン優勝者の感動の恋愛話…知ってる…?
筆者はマラソンと聞くと小学校の国語で習った、太宰治の短編小説『走れメロス』の話を思い出す。 メロスは話の中で、自分が処刑されることをわかっていても、友情のために走り続けた。あらすじを思い出すだけでも、目頭が熱くなる名作だ。 『走れメロス』はあくまでもフィクションだが、なんと実際のオリンピック史にも、愛する者のために走った人物がいた。 オリンピックは世界一を決める大舞台だ。「君のために優勝してみせるよ」と誓った選手も、きっと数多くいるだろう。しかし今回紹介する人物は、オリンピックに優勝することでしかその恋を ...
ただただ最低…。第1回アテネオリンピックの優勝メダルは日本で盗難された
オリンピックのメダルというと、獲得した選手の活躍によってその価値は何倍…いや、何千倍にも高まる。 ましてや近代オリンピックが開催されるようになった当初のメダルなど、億を出してもまだ足りないぐらい価値があるのではないか。 もし手に入ったとしても、自分がもっていてもしょうがない物のようにも感じる。メダルは手に入れた選手がもっていてこそ、価値があるものではないか。 …と、思っていたのだが、どうやら世の中にはそう思わない人もいるらしい。 第1回オリンピックの優勝メダルは、日本にて展示されていたものの、なんと盗難さ ...
新聞記者!オリンピックの日本語訳"五輪"の名付け親は誰?
4年に一度のスポーツのお祭りオリンピック! 夏季大会と冬季大会が2年ずれているので、2年ごとのお楽しみとなっている。普段はスポーツ観戦しない人でも、ついつい夜ふかしして観戦してしまうのではないだろうか? もちろん私もそのうちのひとりだ。 そんな魅力たっぷりのオリンピック。日本では「五輪(ごりん)」とも呼ばれているが、この「五輪」いつからそう呼ばれるようになったのだろうか? 単に5つの輪が連なっているから五輪? それとももっと深い意味があるのか!? きっと名付け親がいるに違いない。今回は「オリンピック」が「 ...
1位は銀メダル。第1回アテネオリンピックで金メダルがなかった理由は?
オリンピックで授与される金・銀・銅メダルの並びはいつからあったのか、気になったことはないだろうか。そもそも銅より銀、銀より金が優れていると誰が決めたのか…。 「イメージ的にそんな感じじゃん?」といってしまえばそれまでだ。しかし、この3つのメダルのうち、金メダルがなかった時代があることをご存知だろうか。 「金メダルがなかった? 銀や銅のほうが上だったってこと?」と問いたい気持ちはわかるが、これには当時のオリンピック運営のどうしようもない理由がある。 今回はそんな、オリンピック第1回大会のメダルに関する雑学を ...
【食用菊】東北地方では菊の花を食べる!どんな種類がある…?【動画】
「主食はお花です」…どこかのアイドルなら許されるセリフだろうか。 野菜ならともかく、花は普通飾るもの。積極的に食べたいという人はなかなかいないだろう。 ところが筆者の出身・東北地方では、菊の花を食用として食べるのが当たりまえだ。フツーに、ほんとうにフツーに食べる。家庭菜園でとれすぎた菊のおひたしだけで主食になる勢いである。 食用菊が全国的でないと知ったときは驚いたが、珍しい話ならみなさんに紹介しない手はない! 今回は、東北地方特有の食用菊に関する雑学をご紹介しよう。 【面白い雑学】東北地方では菊の花を食べ ...
正体はショウガ!焼き魚に添えられるピンクのアレは"はじかみ"
薬味の中でも使い勝手がよく重宝するのが「ショウガ」。苦手な人もいるようだが、好きな人にとっては何にでもそえたくなる名脇役である。 ショウガは独特の香りと辛みのほか、強い殺菌作用で魚料理に添えられることも多い。日本料理などで焼き魚に添えられている「ピンク色をした細長い棒状のアレ」も、実はショウガということをご存知だろうか? ほぼ飾りと化しているが「はじかみ」という名前の添えもので、その正体はショウガなのだ。食べる機会がそう多くない謎の物体…。普通のショウガと形が違うのはなぜだろう。今回はそんな「はじかみ」に ...
現在27つめ。アメリカの国旗は26回もデザインが変わっている【星条旗】
イエス! ウィーキャン! 今回お届けするテーマはアメリカだ。ということで、かつてのオバマ大統領の言葉で挨拶してみた(え? ネタが古い?)。どこかでツッコミを入れられた気がしたが、それはさておき、皆さんはアメリカの国旗をご存知だろうか。 そう、いわずとしれた星条旗だ。赤と白のストライプに星の柄が印象的なアメリカ国旗。ニュースやスポーツでもたびたび目にするあの国旗なのだが、なんと今のデザインに至るまで26回も変更があったらしい。つまり、今のデザインは27番目のものということになる…。 すさまじい数だ。いったい ...
植物の働きがありがたい…木陰が涼しい理由は"影だから"ではない?
夏の太陽がふりそそぐ暑い日、外で過ごすときには、とにかく影になる涼しいところを探してしまうものだ。 たとえば公園に植えられている大きな木の木陰。太陽の光がさえぎられ、影になったところだけ気温が低く感じられ、汗をぬぐいながら一休み…。そんな経験はないだろうか。 日が当たらない日陰だから涼しい…。単純にそう思っていたのだが、じつは木陰が涼しいのはちゃんとした自然のメカニズムがあってこそなのだ。 今回は、やっぱり緑って大事だよなぁ~と思える、植物の働きについての雑学を紹介しよう。 【自然雑学】木陰が涼しい理由は ...
4大タブーのひとつ!仏教の聖地"高野山"では猫が立入禁止だった
和歌山県北部に「高野山」はある。「高野山」というと山の名前と思いがちだが、実は「高野山」は1,000m級の山々に囲まれた盆地状の平地を指す言葉だ。そして、そこには真言宗の総本山である金剛峯寺(こんごうぶじ)がある。 金剛峯寺以外にも大本山宝寿院(ほうじゅいん)ほか子院が117もあり、高野山全体がお寺といっても過言ではないだろう。 816年に空海によって開かれて以来、日本仏教の聖地とされている高野山。聖地であるがゆえに、かつては女性の立ち入りが厳しく禁止されていた。 そして、同時に立ち入りを禁止されていたの ...