枕草子にも登場!平安時代の貴族はかき氷を食べていた
かき氷といえば夏の風物詩の印象があるが、最近は1年中食べられる専門店も多い。 その上、「淡雪みたいにふわっふわ」・「まるごと果実を使ったこだわりのシロップ」・「メレンゲを乗せてバーナーであぶる」など、店によって様々なウリがあるのも興味深い。なかには3,000円近い値段が付けられた、高級志向のかき氷まであるぞ! かき氷にまで高級志向をもち込むとは、突飛な発想の人もいたものだ…などと思ってしまうが、実は日本の歴史を辿るとあながち突飛ともいい切れない。現代の庶民的なイメージとは、また違ったものとして捉えられてい ...
公衆電話のボックスに鏡がある理由とは?効果はあるのか?
最近、めっきり見かけなくなった公衆電話ボックス。最後に利用したのはいつだろう…。 普及していた当時は携帯などない時代だから、身内に知られたくないなど、特別な理由がある場合にも公衆電話を利用する流れがあった。「好きな人の家にドキドキしながら電話をかけたなぁ~」なんていう、甘酸っぱい思い出がある方も多いのでは? そんな公衆電話ボックスに入って、ふと上を見上げると鏡があることをご存知だろうか。メイクや髪型チェックのため? いくら好きな人が相手だといっても、電話越しで身なりを整える必要などあるか? もちろんそんな ...
アシックスの代理店。"ナイキ"の創業とサクセスストーリーとは?
「ナイキ(Nike)」といえば、いまや世界中の一流アスリートとタイアップする超有名企業だ。しかし実はこのナイキ、日本のスポーツ用品メーカーの代理店として出発した過去をもっていることをご存知だろうか。 他社の商品を扱う代理店から、世界的企業へと成長していったというのは、とんでもないサクセスストーリーである。今回はそんなナイキの創業に関する雑学に迫っていこう。 【生活雑学】もともと代理店だった!「ナイキ」の創業について ナイキの前身である「ブルーリボン・スポーツ(BRS)社」は、現在の「アシックス」にあたる「 ...
100万巻も!?世界で一番古い印刷物は法隆寺にある【百万塔陀羅尼経】
最古の木造建築として、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている「法隆寺」は、まさに日本が世界に誇れる寺院である。そして法隆寺の「最古」という記録は、建物そのものだけには留まらない。 なんでも法隆寺には、世界一古い印刷物があるというのだ。これは暗に、印刷技術を最初に編み出したのが日本人だということも表している。一体どのようにして、何を印刷したというのだろう…。 今回はそんな、日本が誇る世界最古の印刷物のトリビアに迫った! 【歴史雑学】世界一古い印刷物は法隆寺にある? 秀吉くん 法隆寺には世界最古の印刷物があ ...
馬のメス×ロバのオス="ラバ"。その生態とは?【動画あり】
馬とロバが非常に似た生き物だということは、誰が見ても明らかなことだ。しかし、馬とロバの間に子どもが産まれると聞くと「え! 別の動物なのに?」と驚く人も多いのではないだろうか。 今回紹介する「ラバ」は、馬がお母さん・ロバがお父さんという珍しい動物である。人間でいえば、ハーフというとカッコイイイメージがあるが、動物の世界ではどうなのだろう? 今回の雑学記事ではそんな不思議な動物、ラバの実態に迫った! 【動物雑学】「ラバ」はメスの馬とオスのロバから産まれた動物 ライオンくん メスの馬とオスのロバからは『ラバ』っ ...
ほかは四角形なのに…野球のホームベースが五角形の理由は?
スポーツ競技のルールは、時代を追うごとにさまざまな変遷を遂げるものである。そして新しくルールが設けられる背景には、必ず理由が存在している。 野球を例にとろう。今では当たり前になっていて気にも留めないことだが、よく考えてみれば「ホームベースだけが五角形」になっているのは、不思議なことではないだろうか。 ホームベースを除くベースの形状はきれいな四角形になっている。どうして、ホームベースだけ五角形でなければならないのだろう…。 たしかにホームベースが五角形になっているのは、上からグラウンドを見下ろしてもしっくり ...
"ちゃんこ"って鍋だけのこと?力士が関係している由来とは?【動画】
力士の食事といえば、まず「ちゃんこ鍋」が思い浮かぶ。「ちゃんこ」といわれると、鍋が前提になっているイメージすらあるが、このちゃんこは、何も鍋だけを示すものではないことをご存知だろうか。 実は、相撲部屋で力士が食べるすべてものが、ちゃんこと呼ばれているのである。つまりちゃんこは料理の名前ではなく別の意味をもつ言葉ということだ。真相に迫ってみると、相撲部屋の弟子を家族とする人間関係と繋がっていたぞ! 今回はそんな「ちゃんこ」にまつわる雑学をご紹介していこう! 【スポーツ雑学】力士が食べるものをすべて「ちゃんこ ...
えっ?そこ!?コオロギの耳が前足についている理由とは?
秋の代表的な虫といえば「コオロギ」だ。暑さが落ち着いてくる9月頃から、その鳴き声で季節の変わり目を感じる人も多いだろう。筆者は田舎育ちのため、子供の頃は近所の畑でコオロギを捕まえては飼ったものだ。 そんなコオロギに関して、とある噂を聞いた。それは「コオロギは耳が前足についている」というものだ。たしかに思い返してみると、コオロギの頭に耳と思われる部分はなかったような…。 しかし前足に耳がついているというのも、また妙な話だ。人間でいえば手で音を聞くことになるわけだ…いやいや、想像したくない…。 うーん…これは ...
直訳じゃない!"位置について・よーい"の掛け声の由来とは?
陸上競技において、1秒・0.1秒の差は侮れない。特に選手たちのスタートの良し悪しが、勝敗を分ける重要な要素となることは誰もが知るところだ。 スタートの際、スターターは合図を鳴らす前に、選手に向かってある声を掛けている。そう、「オンユアマーク・セット」(On your marks・Set)だ。これは日本語にすると「位置について・用意」という意味になる。 国内の陸上競技では、この「位置について・よーい」の掛け声はお馴染みだが、どうしてこの合図が使われるようになったかご存知だろうか? 実は単に英語の掛け声を直訳 ...
どんな島?日本で最も大きな無人島は、北海道の"渡島大島"
多くの映画の影響から「無人島」と聞くと、ジャングルのような場所で猛獣がいる場所を想像する人も多いんじゃないだろうか? 無人島は海外だけと思うかもしれないが、実は日本にも存在する。 ちなみに日本の無人島…その数、なんと6415。え? そんなにあるの? と思わずびっくりするような数だ。その数ある無人島で国内一大きいとされるのが「渡島大島(おしまおおしま)」という無人島である。 渡島大島か…。いったいどんな無人島なんだろうか。今回は日本一大きいとされる渡島大島の雑学を紹介していこう。 【自然雑学】日本で一番大き ...